●参拾四手 時雨茶臼 ( しぐれちゃうす )
時雨茶臼とは、騎乗位のこと。 横たわった攻の上に受が向かい合って跨り、上体を起こす。 受が好きに腰を使い、それに合わせて攻が突き上げて責める。 結合部が濡れていることの雅的表現が“時雨”となる。別名、百閉。 この状態で受の上半身が攻の胸に倒れ込んで密着すると、それは「本茶臼」となる。
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●参拾五手 鵯越え ( ひよどりごえ )
鵯越えとは、後背位のこと。 四つんばいにさせた受の背後から、膝立ちになって挿入。 尻もしくは腰をつかんで引き寄せながら、リズムをつけて責める。 挿入も簡単で結合度も深く、双方が自由に腰を動かすことができる体位。 四足動物の多くはこの体位で性交するので別名、畜生どりという。または出船後取とも言う。 一般的に、後背位でよくある体位ですよね。
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●参拾六手 鵯越えの逆落とし ( ひよどりごえのさかおとし )
鵯越えの逆落としとは、かなりのアクロバティック体位。 攻は、逆立ちした受の両足を支えながら性器を舐めて愛撫を行う。 何の修行ですか?(笑) 双方の体力勝負?新体操?マット運動?ってな感じの体位です。 こんなことして気持ちいいのかな? どちらにしても体育会系の人しか出来ないな。
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●参拾七手 仏壇返し ( ぶつだんがえし )
仏壇返しとは、背後位の一種。 膝を着かない“鵯越え”のこと。 受を立たせ、前傾姿勢で床に手をつかせる。攻が後ろから挿入。 別名、後ろ櫓、または大渡し。 なんか、こんなことして快楽が得られるのか・・・。 攻めは動きやすいかもしれないけど、足の長さで苦行を強いられる体制になるかも・・・。 受けの足が長かったら、受けはかなり中腰だよね。 脚の長さや背の高さがこの体勢の重要事項かな?
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●参拾八手 二つ巴 ( ふたつどもえ )
二つ巴とは、(女性上位の)69(シックスナイン)のこと。 別名、逆さ巴、逆椋鳥、二丁だてともいいます。 横向きとなって行われるケースもあるようです。 ♂×♂の場合・・・やっぱ受が上って事でしょうか? 最初は、椋鳥のつもりで描いてたんですが、なにやら上のヤツが受けくさくなってしまってこっちになりました。
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